交換用電池を購入~ヤフオクで
2025年5月
Lenovo製 TB-X605L LTEモデル。電池はL18D1P32、ヤフオクで2000円くらいで買った。
バッテリー放電
作業に先立って、勝手にシャットダウンするまで使う。後から考えて、これは大切だったと思う。
分解~裏板側を外す
分解方法をネット検索するとディスプレイを外す情報が多いのだけれども、どうも違うような気がする。大部分は(おそらく)海外からの情報。日本国内からの発信と思われる情報で、ディスプレイを外すのは間違いというものが一件あった。ディスプレイを外すという情報の画像や動画をよく見ると、筐体の縁部分の形が違う。一方、ディスプレイ側は間違いという日本の情報では、筐体が私のものと似ている。
ディスプレイ側は違うという情報を信じて、反対側(裏板側)を外したら「正解」だった。筐体の接続部分ははめ込みで、プラスチック製筐体の爪が引っかかって止まっていた。
筐体接合部に細いシルバーの部分があって、そのシルバーと裏板の境目を開ける。最初に分離する場所を探すのがたいへんだったが、私はイヤホンジャックの辺りが緩かったので、ここから始めた。少しでも開いたら、あとは簡単だった。
裏板に配線類は無く、たんなるプラスチックの蓋。


バッテリー取り外し~トラブル発生
バッテリーの上を横断しているケーブルがあって、コネクター部にテープが貼ってある。テープを剥がしてコネクターを外す。バッテリーコネクターのカバーがねじで止まっている。カバーを取ってコネクターを外す。バッテリーが乗っている金属製の皿がねじで止まっている。ねじを外してバッテリーを皿ごと取り外す。


バッテリーを皿から外す。ここでトラブル発生。両面テープでがっちり付いていて、剥がそうとしてプラスチックのヘラでこじっていたら、バッテリーの袋を破ってしまったようだ。いきなり立ち込める溶剤臭。リチウムイオン電池が発熱・発火という言葉が頭をよぎる。とっさに洗面器に水を汲んできて皿ごと突っ込んだ。激しい反応は無かったが、袋が膨らんで破れたところから泡が出てきた。何のガスかわからないから、すぐ外に出して家の中から様子をみた。30分ほどで泡が出るのは止んだ。発熱している様子もない。皿が必要なので、手袋をして皿からバッテリーを剥がした。両面テープでついている部分の袋は破れて皿側に残った。バッテリーの始末は後で考えることにして、水に漬けたままにする。
バッテリーを放電しておいたのは幸いだったと思う。

交換作業再開
皿には破れたバッテリーの袋が残っている。

袋の残骸を剥がしたが、両面テープが剥がれない。よほど強いテープなのだろう。薄いので邪魔にはならないと思うので残したままにする。粘着剤はふき取って、普通の紙の両面テープでバッテリーを固定。元通りに取り付けてコネクター類を仮接続。起動と充電できることを確認。動いているようなので一旦電源を切って、改めて接続および固定。裏板は位置を合わせて押せば嵌った。
動作確認
電源を入れて動作させる。60%充電と表示されている。100%まで充電して、充電器を外して使用。電池が尽きるまで使って再び充電。何度かやっていると、使える時間が長くなった。新しいバッテリーはいけていると思う。