Windows7の上書きインストール

2016年11月
 Windows7のデスクトップPCが不調でOSの再インストール(上書きインストール:クリーンインストールでは無い)。膨大な更新(update)が入るのは承知の上。その覚え書き。
(1)更新の確認を失敗
 Windows Update Clientの最新版を入れる。不定期に更新されるので、その時点の最新版を手に入れること。
(2)更新の確認に時間がかかる
 Windows Update Clientの最新版を入れれば、確認は短時間で済むはずだが、何かの加減で長時間かかることがある。今回も一度、5時間くらいかかったときがあった。回避策はあるようだが、エラーにならない限り「待つ」という手もある。今回は他の用事をして待った。
(3)IE11のインストールに失敗
 自動更新でIE9やIE10をインストールしようとする。素直に従って8(Windows7標準)->9->10->11と、順次更新しても良いが、どうせ11にするのだから、いきなりIE11をインストールしようとして失敗した。今回の原因はIE11に必要な更新(KB***)が入っていないこと。インストール失敗のメッセージからリンクされるマイクロソフトのトラブルシューティングに必要なKBの一覧がある。たいした数ではないので、それらが入っているかを確認する。「プログラムと機能」で確認すると、いくつかが入っていないので、個別にダウンロードしてインストール。しかし...
*入っていないKBなのでインストールしようとすると、既に入っていると言われるものがある。
*入っていることになっているので入れないと、IE11のインストールに失敗する。
ということが起こるので、結局必要な全てのKBをインストールすることになった。KBのインストールの後、IE11のインストールは成功した。

HP DC7700USのCPU交換

2018年7月
 HP製DC7700USのCPUを交換した。従来はPentiumDC E5200が入っていた。中古CPUが数百円で売っているので、Core2Duo E7600を購入。交換して何事もなく起動。ドライバー導入のメッセージが出ていたが、自動で完了した模様。体感的にも速くなったので、交換して良かったと思う。

スマホのSDカードをフォーマット

2020年9月
 スマホの電池が消耗して、電池の交換を考えたが価格が高く断念。スマホ自体を買い換えた。ローエンド機種のmoto e6sを、ポイント還元込み、税込みで約12,000円。ローエンドといえども以前の機種に比べると圧倒的に高性能。満足している。
 使い慣れたアプリを導入したが、それらのデータ保存にSDカードが使えない。使えないというか、保存先の設定がメニューに出てこない。結局、スマホでSDカードをフォーマットすれば使えた。PCでフォーマットした物を入れて、アンドロイドの設定メニューではSDカードは見えているので使えると思っていた。しかしGoogleのファイルアプリからSDカードが見えないので、何かおかしいと感じた。フォーマットすると、各アプリからSDカードが見えるようになった。

HDD(SSD)の動作モード変更

2022年9月 HDD(SSD)の動作モードをRAIDからAHCIに変更
 単にBIOS設定をいじったら起動しないだろうとは想像したので、事前にネット検索で情報を集めた。いくつかの方法が見つかったが、実行したのはレジストリの修正。機種はDELL製ノートパソコンのE6220。OSはWindows10Pro 32bit。
 最初にこの修正を行った。
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HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci サブキー[ErrorControl]の値を3→0
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 再起動してBIOS設定をAHCIに変更したら、エラーで起動しない。自動修復を試みてくれているようだが、何度やっても起動しない。再起動のときにBIOS設定をRAIDに戻したら起動した。
 もう一度情報を探すと、下記の項目も修正するというものが見つかった。
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HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci\StartOverride サブキー[0]の値を3→0
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 この修正を加えた後、BIOS設定を再びAHCIに変更したら無事起動した。よかった。

Windows10(7)標準ツールでSSD交換

2020年9月 Windows10標準装備ツールでSSD交換(クローン)
1.必要な装備
 新しいSSD
 USB接続できるバックアップ記録用HDD/SSD
 回復ドライブ用USBメモリー(16G以上)
2.手順
 元のSSDと新しいSSDが同じ容量のため、元のSSDでCドライブの割り当て容量を10G減らす。スタート+右クリック~ディスクの管理を使用。
 バックアップ用ディスクをUSBで接続する。余っていた250GBのHDDを外付けケースに入れたものを使用。
 バックアップ。管理~更新とセキュリティ~バックアップ[バックアップと復元]に移動(Windows7)~システムイメージの作成。USB接続のHDDを指定して、バックアップを実行。
 バックアップは時間がかかる。70GBくらいのバックアップに2時間くらいかかった。
 バックアップが終了すると、システム修復ディスクの作成が自動的に始まる。しかし、システム修復ディスクはDVDディスクにしか作成できない。光学ドライブの無いノートパソコンなので、これはキャンセル。
 回復ドライブをUSBメモリーに作成。コントロールパネル~回復~回復ドライブの作成。
 *バックアップからの復元はシステム修復ディスク/回復ドライブ、どちらからでもできるらしい。今回は回復ドライブを使ったので、システム修復ディスクを使った復元は行っていない。
 SSD交換。
 回復ドライブをUSBに接続して起動。起動したらバックアップのHDDをUSBに接続。キーボードの選択~トラブルシューティング~システムの復元~バックアップファイルを指定して続行。この後いくつかの確認があったと思うが、詳細を記録しなかった。
 復元を実行。バックアップほどではないが、かなり時間がかかった。他の用事をしていたら復元が終わって再起動していた。回復ドライブから起動していたので、一旦電源を切る。USBメモリー/ドライブを全て外して起動。通常起動ではない、何らかの設定をしているようなメッセージの後で、元通りのデスクトップが表示された。

Windows10(7)標準ツールでSSDバックアップ(システムイメージの作成)

2025年8月
 Windows11導入の準備としてUEFIのセキュアブートに切り替える。念のためにバックアップを取ろうとしてトラブル発生。
 以前SSD交換のときに使ったWindows標準のツールを使った。同じ方法でやったら、0x80780119のエラー発生。始めはメッセージをみて、バックアップ保存先の容量不足と思って容量を増やしたが治らない。この作業に一日費やしたのに、残念。メッセージをよく読むと、元のパーティションの容量不足か? とも思えるような表現。エラー番号で検索すると、同様のトラブルがいっぱい出て来る。私の場合は「システムで予約済みのパーティション」の容量不足だった。500MB以下のパーティションは50MB以上の空きが必要とされているが、サイズが50MB。これでは通るはずがない。システムで予約済みのパーティションのサイズを増やさないと入れないが、Windows標準ツールではできないらしい。検索するとMiniTool Partition Wizardの無料版を使う事例が多い。早速導入(ありがたい)。システムで予約済みのパーティションのサイズ拡張ができた。
 再びWindows標準ツールでバックアップ。回復ドライブの作成はできなかった。これは回復パーティションが存在しないためらしい。これがのちにトラブルの元になる。

MBR2GPTで変換

 まず検証コマンド [validate] を実行。いきなりエラー。これはコマンドプロンプトを管理者権限で開かなかったため。管理者で開いて再実行。変換可能の表示。
 変換実行して完了するが、回復環境の復旧に失敗(Failed to update ReAgent.xml)。reagentc /disableとreagentc /enableを実行するもエラー。Windows REのイメージ(Winre.wim)が無いことが原因らしい。確かに無い。Windows10のISOイメージから取り出せとのことで、そのようにして持ってきてreagentc /enableを実行するもエラー。
 どうも回復パーティションが無いことが原因らしい。検索したら、UEFIブートに切り替えて起動すれば、エラーは修復されるという情報があった。これに託してBIOSを設定して再起動。起動は出来て一安心だが、回復パーティションは出来ていなかった。
 更に検索して手動(diskpart)で回復パーティションを作成。パーティションを作って専用の属性を設定した。再びreagentc /enableを実行するもエラー。こんどはBitLockerで暗号化されていると回復パーティションを有効にできないとのこと。BitLockerを無効にすればいいらしいが、無効にできない。どうやら、今まさに暗号化の最中で完了するまで待たなければならない。1GBあたり1分という情報あり。500GBくらいだから8時間以上か。
 4時間ほどで暗号化は完了した。SSDで速いのかな。表示は「アクティブ化を待機中」になった。この状態でもreagentc /enableはエラーになる。一旦BitLockerを有効にして、次に無効化したらreagentc /enableが通った。苦労した。
 BitLockerはパーティション単位で設定できる。この一連の作業でいろいろ調べて、個人使用のデスクトップパソコンだからBitLockerは無効でいいかと思った。