CB750 BC-RC42 2022年
エンジンコンディショナー~スイングアーム~バッテリーetc.

エンジンコンディショナーと青いゼリー #2

2022年1月
 寒くて乗るのも触るのも休んでいた。気温は低いものの風が弱くて体感的に暖かい日に、チャンスだと思って少し触った。
 昨年、キャブレターから青いゼリーが出たことが気になっていた。もう一度キャブのガソリンを抜いてみた。今回は青いゼリーは出なかったが、ごくわずかのゴミが出た。
 エンジンコンデショナーによる洗浄をもう一度やってみる。吹き込んで、しばらく放置して排出。前回は茶色の液が出たが、今回は透明に近い排液だった。
 コンディショナーを入れて待っている間に、スロットルワイヤーに給油した。ワイヤーを簡単には外せないので、ワイヤーインジェクターが使えない。以前からどうしようかと考えていたが、ハンドル側のホルダー部分からの給油を試みた。ホルダーを開けてワイヤー入り口にスプレーオイルを吹いた。ホルダー周辺からオイルが漏れてくるので、ウエスで受けながら給油した。オイルが入っていくように見える。2~3分やっていると、キャブレター側からオイルが出てきた。給油は成功した模様。スロットルの動きが体感的に判るくらい軽くなった。やって良かった。
 ホイール・下回りが汚れていたこともあり、エンジンコンディショナーを流すついでに洗車。乾燥を兼ねて試運転。始動に少し手こずったが、回り始めたら3分くらいで安定した。1時間くらい走った。今回は特に変化は無く、調子良い。アイドリング回転数も変わらない。



 一週間ほど経って、キャブレターのガソリンを抜いた。また青いゼリーが出た。今回は写真を撮った。ガソリンとは混ざらずに下に溜まっている。エンジンコンディショナーの匂いがする。

バッテリー補償交換 CB14-A2

2022年3月
 バッテリーが上がった。出掛けようとしたら始動できない。押し掛けで始動。1時間ほど走って出先で停止、幸い再始動できた。帰宅して点検。停止1時間後の電圧は約12.3V。0.7A充電器をつないで3時間後、約13.9V(充電器接続中)。翌日、キー:OFFの電圧12.2Vで始動はできた。1時間ほど走行。
 翌々日(2日後)、キー:OFFの電圧は先日と同じ12.2Vであったが、始動できなかった。また押し掛けで始動、1時間ほど走って停止、30分ほど経ってから始動はできた。
 バッテリーがダメになったと判断して販売店に連絡、納品書とバッテリーの刻印を提示して代替品を送ってくれることになった。今回は5ヶ月保った。
 このバッテリーCB14-A2は、安くて1年補償が付いている。不具合の連絡をすると、あっさり代替品を送ってくれる。同じブランドのバッテリーをK125に使ったことがあって、そのときも10ヶ月くらいで始動できなくなって交換になった。
 しかし、どうしたものだろうか。値段は古河の半分弱、GSユアサの1/3くらい。安くて1年以内の不具合なら交換してくれる。これを1年半毎に買い換えたとして、古河の3年、GSユアサの4年半と同等の出費か。今回は代替品を使うとして、今度ダメになったら違うのにしようかな。始動できなかったときの対応が面倒になってきた。これがK125のようにキックスターターがあれば、また事情が違うのだけれども。
 ダメになったバッテリーの様子を見た。しっかり充電して翌日の電圧約12.2V。負荷としてUSB充電器を介してスマホやタブレットを充電した。みるみる電圧が下がって、約1時間後に10Vくらい。この電圧で5~6時間がんばって、また下がりだして、開始から7時間後くらいに電圧は約7Vまで下がった。1セル死んでいるのだろうか。

エンジンコンディショナーと青いゼリー #3

 キャブレターから出た青いゼリー続き。気になって、いろいろやってみた。まず容器でガソリンとKUREエンジンコンディショナーを混ぜてみた。少し濁った色になっているが、固形物は見えない。2日ほど経って見てみると、ゼリー状の物体が底に溜まっている。色は乳白色。
 ガソリン以外の溶剤だとどうなるかと思ったので、今度はクリーナースプレーを混ぜてみた。ガソリンと同じように混ざっているように見える。2日ほど経って見たら、ゼリー状の物体が底に溜まっていた。色は白く濁っている。ガソリンよりも色は薄い。
 次に使い古しの変色したキャブレターパーツをエンジンコンディショナーに漬け込んだ。溶剤は無し。1時間程でパーツの汚れが取れてきれいになり、液が青くなった。
 これらのことから推測。
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*ガソリンやクリーナースプレーのような溶剤とエンジンコンディショナーを混ぜると、当初は混ざっているように見えるが、時間が経つと分離する。
*使い古したメインジェット等の真鍮製品をエンジンコンディショナーに漬け込むと、汚れが溶け出して液が青くなる。
*ガソリン等と混ざって分離したエンジンコンディショナーに真鍮の汚れ成分が混ざると、分離した部分だけが青くなる。これが青いゼリーであろう。
*キャブレターにエンジンコンディショナーを吹き込んで清掃すると、汚れが溶け出して内部に溜まる。排出しても多少は内部に残り、しばらくして再度排出すると、青いゼリーが出てくる。
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 分解清掃しない限り汚れを取り去るなど不可能だから、何度やっても青いゼリーは出てくるのだろう。汚れが取れている証拠とも言える。定期的にエンジンコンディショナーを使う意味はあると思う。

2022年4月
 ETCを付ける準備のため電源端子の用意。バッテリー後方にある4極のコネクターを使う。メス側に配線が来ていて、電極無しのオスコネクターを差してある。電極さえあれば配線できるが、見つけられなかったので、4極のコネクターセットを買った。配線の先はメスのギボシを着けておいた。矢印右側の色は、新設した配線の色。これでETCを入手したら直ぐに接続できる。
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黒/茶:キーONで12V →黒
赤/緑:常時12V →赤
緑/黄:ブレーキランプ点灯で12V →黄
緑:マイナス →緑
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キャブレタートップの塗装

2022年4月
 キャブレタートップ(カバー)を塗装。これはこのCB750を買ったときから気になっていた。走行には支障がないので後回しにしていた。左右とも外側のキャブレタートップが投げやりに塗装してある。刷毛で適当に。なぜだか判らない。見てくれが悪いので、そのうち(きれいに)塗装しようと思っていた。
 内側も汚れているので4個全て塗装した。タンク・補機類を外してトップを外す。ネジも錆びているので交換しよう。外したトップを洗浄して磨くと、左外側が激しく腐食している。これを隠すために塗装していたのだろう。何故ここだけ酷く腐食するのだろうか。こんなメッキ部品が腐食するのならば、他もあちこち腐食していても不思議ではない。派手に腐食しているのはこの1個だけ。ちょっと気になる。脱脂して、錆止め塗料・密着材・シルバー塗料の順に塗装。
 シリンダーヘッドカバーを止めているボルトの内側4本が少し腐食していたので、これらも塗装した。
 燃料タンクを外したついでに点検。キャブレターのピストンまで外した。見た目は問題ないと思ったが、クリーナースプレーで洗浄すると細かいゴミや汚れがたくさん取れた。調子は良いので、これ以上いじらないことにした。
 プラグは特に異常は無し。清掃してそのまま使った。外部の腐食が始まっているので、来年の車検辺りで交換しよう。
 燃料のドレーンホースと給油口の水抜きホースが傷んでいる。燃料のドレーンは持っていた燃料ホースが使えた。水抜きは太いホースなので持っていなかった。急ぐ必要はないから、いずれ購入して交換しよう。燃料タンク後端のラバーマウントが千切れかけている。これも近いうちに交換しよう。
 キャブレタートップのネジは座金組み込みタイプに替えた。M4の8mmと10mmが使われていたので、座金組み込みタイプの10mmと12mmを使った。

 塗装をしくじって、やり直したりしていたので予定よりも時間がかかったが、2日目の夕方なんとか完成。試運転までできた。特に異常は無し。きれいになって気持ちが良い。

2022年5月
 先月キャブレタートップを塗装したが、塗料の吹き方が足りなかったのか、表面がざらざらして汚れが付きやすい。左端だけは表面が滑らかで汚れが少ない。他より多く吹いたのだろうか。作業のときは同じようにしていたつもりだった。
 燃料給油口ドレーンホースが傷んでいて、手配していた交換用ホースが入ったので、交換作業と同時に塗装のやり直しをした。今回はたっぷり吹いて、ボカシ材も吹いておいた。クリヤーも吹いたらきれいになるだろうけれども、そこまですることもないかと思う。
 2日間晴天下で乾かした。手で触った感じでは良く乾燥しているように思ったが、ネジを締めると手触りが柔らかく、ネジが塗装に食い込んでいった。まあ予想していたことだから、そんなものかという感じ。塗装が厚くなった分、ネジの食い込みが目立つ感じ。

2022年6月
 オイル交換。今回はフィルター交換は無しでオイルだけ。シグマ5W-40SL。ドレンボルトを外そうとすると、マフラーと干渉する。ボルトが弛むと、メガネレンチがマフラーに当たってボルトから外せない。少しだけ薄いメガネスパナに替えて、なんとか外した。こんなではなかったように思う。マフラーが変形、あるいは位置がずれたか? マフラーを固定しているボルト類を全て緩めて、ドレンボルト付近に棒をつっこんで少しずらした状態で締めた。あからさまには動かなかったが、メガネレンチが使えるようにはなった。
 オイルを換えても体感的な変化はない。今まで同様に調子良く走っている。

スイングアーム整備と塗装

 以前からやりたいと思っていた、スイングアームの整備+塗装に取りかかる。梅雨の中休みで数日間は晴れて暑くなりそう。その直前に分解。ピボットのボルトが錆びついていた。最初ドライバーの柄で叩いても動かなかった。プラハンで叩いたら動いた。酷くなくて良かった。錆を落としてサビチェンジャー。
 オイルシールは目視で痛みが判るので交換する。部品は近所の2りんかんで注文。ベアリングをオイルスプレーで洗浄。
 スイングアームは思っていた以上に錆が酷い。錆を落として洗浄。錆の酷いところはサビチェンジャー。錆落としで塗装が剥げた部分には錆止め塗料を塗った。全体を水研ぎして、もう一度洗浄。
 翌日は予想通り晴れて暑い。密着スプレーを吹いてから一回目の塗装。塗料は高耐久と表示しているシリコン変成アクリル塗料を使った。錆落としのときのサンドペーパー跡が少し見える。その部分をもう一度塗って乾燥。夕方、触れるくらいには乾いたと思うので、サンドペーパー跡が見えるところを重点的に水研ぎ。
 さらに翌日、仕上げの塗装。車体に装着して目につくのは側面と上面外側だから、その辺りは丁寧に、他の部分はそれなりに塗った。乾燥途中に見ていたら右側面に塗りむら発見。その部分をもう一度塗って、塗装は完了とする。もちろん素人DIYレベル。この先2日くらいは晴れる予報なので、乾燥がはかどるだろう。(追記:予想外に早く梅雨が明けた。この先ずっと晴れベースの予報!!)
 細かいところに錆が残っていた。錆を落としてサビチェンジャーを塗った上で、塗料を刷毛塗り。目立たないところなので、これで良しとする。
 久しぶりに大きめの部品を塗った。300mLのスプレー缶1本では足りなかった。形が複雑なので、無駄が多かったのかもしれない。色は単純な黒だし、下塗りに安いアクリルラッカーを使えば良かったかも。

純正部品の値段

 久しぶりに2りんかんで純正部品を注文した。最近はモノタロウで購入することが多かった。今回は少額の部品を急ぐので、送料無料にするために余計なものを買うよりは近所のお店で買うことにした。改めて価格を比べると今回の品ではモノタロウの価格が若干高い。2りんかん店頭/ヒロチー通販/ゼロカスタム通販の価格は同一で、モノタロウは11~12%くらい高い。

チェーン洗浄

 スイングアームを外すとエンドレスチェーンでも車体から外れる。チャンスなので洗浄。前回、車体装着状態で洗浄してから一年、たまに外側を拭き取っているので、見た目の汚れは酷くはない。いろいろご意見はあると思うが、灯油で洗浄。きれいになった。目視ではシールの傷みは無い。錆が少し出ているのが残念。シリコンオイルを吹いて組み立てまで保管。チェーン・スプロケット共、まだまだ使える。

2022年7月
 スイングアーム塗装から一週間、もういいだろうと思って組み立てた。ベアリングにたっぷりグリースを塗って取り付け。スイングアームが着いて、さあ後輪と思ったらチェーンが着いてなかった。やり直し。
 全部組み立てて点検。スイングアーム廻りは初めてだし、久しぶりに後輪を外したし、間違いがあってはいけないのでしっかり確かめた。後輪のブレーキパッドが残り2mmくらい。近いうちに部品を手配しなければ。
問題ないと思うので試運転。いたって正常、よかった。チェーンにたっぷりオイルを着けたためか、試運転で後輪廻りが油まみれになった。洗車、と思ったが塗装が心配なのでタイヤ・ホイールだけ拭き掃除した。

メーター照明ランプ交換

 最近、距離計がよく見えない。老眼のせいで仕方ないかと思っていたが、それにしても見えない。メーター照明はLEDに換えている。もっと明るい物に換えたら少しは見えるようになるかと考えた。どんなLEDを使ったか忘れてしまったので、まずは開けて確認。するとLEDは発光しているが、とても暗い。これは一年くらい前に交換したものだが、常時点灯で劣化したようだ。これでは見えないはずだ。さすが中華LED。まあ安いからいいけれど。
 発光部分が4ヵ所の小さいCOBタイプが入っていた。同じCOBタイプで10ヵ所発光の大きいものに交換した。このメーター照明ランプは交換が面倒だから長持ちするものを使いたい。今回は在庫のLEDを使うので耐久性は期待できないが、次回の交換に備えて仕入れておこう。カブのポジションランプにLEDを常時点灯で使っていて、これは長持ちしている。このタイプが良いかもしれない。
 メーター照明ランプを交換して、距離計がよく見えるようになった。よかった。

ETC車載器を取り付け

2022年8月
 ETC車載器を取り付けた。車載器はミツバサンコーワ社製MSC-BE51の中古品を仕入れた。
 このオートバイを購入したとき、ETC車載器は着いていなかったけれども外した痕跡があったので、それをなぞって取り付けた。本体はいちばん後ろの書類入れに収めた。痕跡に従って前側の小物入れに収めようとしたが、大きさが半端で収まり悪く感じたので、書類入れに落ち着いた。電源は用意しておいたのでギボシでつなくだけ。アンテナはメーター中央のインジケーター上側に両面テープで固定した。配線を引くためにタンクを外さないといけないのが、ちょっと面倒だった。配線は既存の配線に沿わせてタイラップで固定。線の長さは少し余るくらいでちょうど良かった。インジケーターランプの動きは正常。
 早速試運転で高速道路へ。後方に他車がいないことを確認して、ゆっくり進入。無事ゲートが開いて進入できた。30年ぶりくらいの二輪車の高速道路走行で緊張した。

再始動できない

 出先でしばらく停めていたら再始動できなくなった。セルは快調に回るが、始動しない。昨年夏にも一度、同じことが起きた。前回・今回共に、5分くらい待って試みたら始動できた。
 昨年の夏に発生したときネット検索すると、点火のパルスジェネレーター不良の話が多く見つかった。症状は私の事例と全く同じ。暑いときに多く発生するというのも一致している。そのときにパルスジェネレーターの部品は手配しておいた。もう一度不具合が起きたら交換するつもりだったが、起こらなかった。この度、症状が現れたので交換することにした。
 わりと簡単な作業だった。ピックアップ部分を止めているネジが固かったが、貫通ドライバーを当ててハンマーで叩いたら弛んだ。ネジロック材を使っている模様。新しい部品を取り付けるときに、同じようにネジロックを塗っておいた。配線の取り回しで燃料タンクを外さなくてはならないのが、ちょっと面倒。一時間くらいで完了。試運転は正常。

CB14-A2 ダメだな

2022年10月
 一ヶ月くらい乗らなかった。久しぶりに走ろうと思ったら、バッテリーが上がっていた。今までで一番悪い。ニュートラルランプも点かない。キーをONにすると一瞬点くが、すぐに消えてしまう。押し掛けを何度か試みたが掛からない。あまりにも消耗していてプラグに火花が飛ばないのだろうか。諦めて車からジャンプして始動。掛かれば快調。しばらく走って、一度止めて再始動を試みたらセルが回らない。ここは押し掛けで始動できた。家に戻ってバッテリーを外して、いま充電している。バッテリーがダメなのか、待機電力が大きくて、一ヶ月も乗らないとこうなるのか。さて、どうしたものか。
 翌朝まで12時間以上充電してバッテリーを積んだら、快調に始動した。少し走って、一度止めて再始動も正常。

 一週間後に走ろうとしたら始動できず。ヘッドライトは点くくらいで、押し掛けで始動。バッテリー交換決定。このバッテリーは昨年10月に買って、今年3月に始動できなくなった。5ヶ月。保証で交換してもらって交換、10月に再び始動できなくなった。7ヶ月。2個でちょうど一年使えた。
 CB14-A2 ダメだな。安かろう悪かろうの見本みたいなものか。価格競争力はあると思う。昨年10月時点で送料込み約四千円。古河の半分以下、GSユアサの約1/3。値段が変わらないと仮定して、古河で二年ちょっと、GSユアサで3年保ったのと同じか。昨年そう考えて買ったのだから予定通りとは言える。「当たり」が来て、長持ちしたらラッキーという欲もあった。しかし2個とも「外れ」だった。いや、このCB750を買ったときに載っていたバッテリーもCB14-A2だから、「外れ」が3個続いたことになる、残念。
 頻繁に始動できなくなって対応するのが面倒になってきた。これがキックスターターが付いている機種だったら、しばらくはキックで始動して乗っているという対応もできるのだが。次のバッテリーを手配しなくては。もうCB14-A2は止めよう。

密閉タイプのバッテリー購入 PB14-X2

 新しいバッテリーは密閉タイプのPB14-X2というものを買った。約一万円の古河バッテリーと、どちらにするか悩んだ。密閉タイプを使ってみたかったので、これに決めた。送料込みで約6500円。プラスバッテリーというブランドの中華バッテリー。一年の保証付き。
 同じ販売会社がマキシマというブランドもやっている。マキシマの名前は知っていたが、プラスバッテリーは知らなかった。こっちの方が値段が少し安い。商品説明は同じようなことが書いてある。同じ製造会社で名前が違うだけか。あるいは製造会社から違うのか。マキシマの方はロードサービスが付いていて、それが値段に反映しているのか。

 交換に先立って、バッテリーケースを支えている金具の塗装をした。これは昨年10月のバッテリー交換のときにも塗装している。そのときは錆止め塗料を塗っただけで済ませた。一年でまた錆が出ていた。錆止め塗料だけでは保たないのだろうか。今回は錆止めを薄く吹いた上に、黒の塗料を重ねた。最初、スイングアーム塗装で残った缶スプレーを使ったら、見事に弾かれてやり直し。もう一度塗ろうとしたら塗料が無くなった。見えない場所なので安物の塗料でも良いかと思って、ホームセンターでマーキング用スプレーを200円くらいで買ってきた。マーキング用はスプレーボタンの噴射口が違うということなので、塗装用のスプレーボタンと交換して使った。二度塗りして終了。結構きれいに仕上がった。 

 金具を数日間乾燥して組み付け。新しいバッテリーを搭載。正常に始動。さて、このバッテリーはいつまで保つだろうか。

2022年11月
 ちょっと時間が空いたのでキャブレター内部をエンジンコンディショナーで洗浄した。それと、こぼれたエンジンコンディショナーを洗い流すついでに洗車。フロート室のガソリンを抜いて、エンジンコンディショナーを吹き込む。今回はホースを使って排出口から入れた。このやり方の方が作業がはかどる。洗浄の間を開けるために洗車。排出したコンディショナーは、汚れが溶け出ている様子は無し。最初にやったときは黒っぽい汚れた液が出てきたが、相当汚れが溜まっていたのだろう。キャブレター・エンジン廻りを水で流して作業終了。すぐにエンジンが掛かる。車体の乾燥を兼ねて試運転。至って正常だが、アイドリングが少し高いので1100rpmに調整した。

 一週間ほど後、フロート室のガソリンを排出。青くなったコンディショナー液が少し出た。調子の変化は無し。

 後ウインカーのラバーマウントが折れた。購入直後に前の片側が折れて、ひび割れが酷いので前は両側を交換した。そのときに予備と思って3個購入して、残していた一個を使って交換した。キャリヤを付けているので、作業がちょっと面倒。