2026年2月
 リアブレーキの引きずり。これまでいろいろやったが改善しない。見通しつかない。何をしたらいいか分からない。
 この時期にしては暖かい日、やる気が出てキャリパー分解整備に至った。他に思いつかないのでやってみた。特に何も異常は見当たらない。ピストン外面とキャリパー内面を念入りに磨いてみた。組み付けにはシリコーングリースを使った。いままではたっぷり使っていたが、動きを妨げるかもしれないと思ってシールから外側だけにして、内側はブレーキフルードにした。元通りに組んで試運転。ブレーキペダルを放すとピストンはちゃんと戻る。走った感じは至って正常。キャリパーは暖かい。ディスクは触れないくらい熱い。何も変わらない。困った。

2026年3月
 フロントブレーキ整備。目標はキャリパー分解整備とマスターキット交換。
 キャリパーは分解するので取り外した。ピストンは簡単に外れたが、シールは軽く固着していた。ばらばらにして洗剤で洗浄。概ね洗剤できれいになった。細かいところに固着した汚れが残ったので、ピッキングツールなんかを使って落とした。
 ピストンとキャリパー側シリンダーは耐水ペーパーで軽く磨いた。ピストンの外側、露出するところに若干の錆あり。
 組み付け油はシリコーングリースとシリコーンオイルを使った。特に問題なし。マスターキットはブーツのみ交換せず。これは購入したときに破れていたので交換してある。まだきれいなので、そのまま使った。
 午前中に分解と洗浄液に漬け込み、午後から洗浄の仕上げと組み立て作業に移った。夕方になってブレーキフルード注入/エア抜きを始めた。これは苦労した。
 キャリパーのドレンを開けておいてマスター側にフルードを注ぐと、ゆっくり降りていってドレンから出てきた。それから普通のエア抜き作業を始めた。ドレンからフルードは出でくるが一向に圧が掛からない。どこかにエアが溜まっているはずだが、マスター側もキャリパー側も出てこない。その日のうちに片付くと思っていたが、エアが抜けないまま暗くなってしまった。時間切れでこの日は終了。
 ネット検索してアイデアを探したら、ブレーキレバーを握った状態で固定して一晩置くというのがあった。簡単だからやったが、後からこれはどうも違うと思った。たぶんこれは圧は掛かっているが、わずかに残っているかもしれないエアを追い出すための手順ではないかと思う。
 次の日、まったく圧は掛からないところから作業再開。ブレーキホースをゆするとマスター側から泡が少し出る。レバー操作とブレーキホースゆすりを泡が出なくなるまで続ける。まだ圧は掛からない。キャリパー側からの通常のエア抜き操作では、まったく泡が出ない。
 しばし休憩して考える。キャリパー側からポンプで吸えば一発との情報があるが、道具を持っていない。フルードを流す量と勢いの問題かもしれないと思って、ワンウェイバルブを使ってみた。これが当たったと思う。キャリパー側にワンウェイバルブをつないでブレーキハンドルを操作。しばらくすると泡が出てきた。液を足しながらレバーを動かし続けると、いつまでも泡は出続ける。しかしこの泡はドレンから吸った空気も含まれていると思う。3回ほどフルードを足してからドレンを閉じると、少し圧が掛かってきた。いままで全く動かなかったピストンが動いた。ピストンを押し込んでフルードをマスター側に押し戻すと泡が少し出た。ここから通常のエア抜き操作を行うと、キャリパー側からの泡が止んだ。これでブレーキハンドルの感触は正常になった。
 洗車して試運転。至って正常。しばらく間をおいて、もう一度エア抜き操作の予定。

交換部品

1/2インチマスターキットデイトナ #23655
φ25シールセットニッシン #2A2-007
クラッシュワッシャーアクティブ #20999004
ブーツスズキ #59303-14500
ブーツ ピンボルトホンダ #45132166016
ブレーキフルードDOT4モノタロウ DOT4